小学生の英語について(3)
こんにちはつくば国語塾の塾長です。
(1)、(2)に続いて、小学生の英語について考えてみたいと思います。
『英語は早ければ早いほど始めるのはいいが、全てのお子さんに役にたつわけではないので、いやがったら止めた方がいい。』
というのがいままでの結論でした。
では現状の中学から本格的に学び始めるカリキュラムの中ではどのように考えたら
よいでしょうか?
今までの生徒さんを見ていると、小学校5年生が英語導入のベストなタイミングだと思われました。
しかし、2020年前後から開始される新指導要領ではより、4技能(読む、書く、聴く、話す)が求められているため
小学校4年生からがよいのではないかと考えるようになりました。
何をすればよいかというと、圧倒的に英語の音を聞かせて、真似させることです。
英語は必ず、ネイティブスピーカーの発音を聞くことです。
難しいことをさせる必要はありません。
私の塾では、昨年度までこれを使っていました。
これで2年間かけて読む練習をすれば、英語の音に関する基礎は固まります。
1週間に60分1回より、20分を6回したほうがいいでしょう。
教科書改訂のため現在このソフトは販売されていませんが、5月ぐらいには
アマゾンでも購入できると思います。
(東京書籍版NEW HORIZONは同種のソフトは販売されていませんが、お問い合わせいただければ、塾用ソフトを紹介できます。)
会話の練習をさせた方がいいという意見には反対です。オーソドックスに
基礎的な文法と発音練習だけをさせることが大切だと思います。
次の段階で動画の状況説明を英文を通して理解するトレーニングをすべきです。
スピーキングには秘密兵器があります。(今は秘密です)
目標は
小学校時代(4・5・6年)に英検5級
中学1年で英検4級
中学2年で英検3級
中学3年で英検準2級
です。無理のない進度だと思います。
高校までに準2級をとれれば、高校卒業時にTOEFLスコア80が見えてきます。