読み方の基礎(1-補論)
前回の続きです。
読み方の基礎の後半(小学3年生)には、意味の区切りを認識して、内容を把握することが重要と述べました。
特につなぎ言葉を適切に把握できるようになると、論理的に文章を理解するための基礎がそなわると思います。
以下教材を利用することも一案かと思います。
このシリーズは
芥川龍之介「鼻」
がありますが、低学年には「鼻」か「一房の葡萄」を、高学年には「高瀬舟」をおすすめします。
宮沢賢治は読書のための音読教材としては向いていません。理由は正しい日本語のリズムやテンポを崩しながらそのギャップを楽しむ作品だからです。(音楽で言えばジャズや現代音楽でしょうか?)
日本語初学者には向いていませんね。