国語虎の巻(1)対崎正宏
こんにちは、つくば国語塾の塾長です。
今回から、私が参考としている国語に関わる、参考図書を虎の巻としてご紹介します。
多分どこでも取り上げられない本ですので、賛否は分かれると思いますが、ご参照下さい。尚、ここで取り上げるのは著者であり、複数の本があることをご了承下さい。
先ず、第1回は「対崎正宏」氏です。彼の著作は現在3冊あります。
中学受験用ですが、対崎現代文を理解するのでしたら、ここからスタートするべきでしょう。
中学入試国語 ついざき式 本当の読解力を身につける50の方法
- 作者: 対崎正宏
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/07/14
- メディア: 単行本
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大学入試センター試験を扱った2冊です。
特に、小説問題に苦しんでいるときに、参考になるかもしれません。評論はあまりお薦めはしませんが、小説と一貫性のある説明をしていますので、対崎現代文を極めるには必要かもしれません。
ご注意いただきたいのは、私自身が対崎現代文のメソッドで全て読解を行っているのではありません。(むしろ、まだその域に達していないと言うべきでしょう。)
名著が万人に役に立つことはないのは自明ですが、特に国語(或いは現代文)という教科の特殊性が更に追い打ちをかけます。つまりよい本(参考書や問題集)を与えられても、それを読みこなす力がなければ意味がないのです。
国語には万能薬(万能参考書?)がないので、指導者が生徒のレベルを計るのが最も重要です。