夏休み企画ー数学攻略(1)
こんにちはつくば国語塾の塾長です。
私は文系人間です。私立文系人間でしたので、数学について書くことはためらわれますが、夏休みと言うことで、勇気(?)をふるって書いてみたいと思います。
今回は第1回と言うことで、小学生〜中学生にかけての算数・数学をどう考えて行けばよいかについて述べさせていただきます。
まず教科を問わず学習の原則は「わからなくなったところまで戻る」ということです。
この原則に従えば、中学生が数学でつまずいていた場合、小学校にその原因を求めることは、多くの場合真実です。中学校の数学を理解するためには、小学校の算数を速習で勉強し直すことが、肝要です。
小学校の復習教材として考えられるのは、以下の通りです。
小河式プリント中学数学基礎篇 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
- 作者: 小河 勝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小河式プリント中学数学はシリーズになっていますが、この本は小学校6年生を対象に、小学校の算数の復習と中学数学の「正負の数」〜「一次方程式」までが学べるものです。特に達成度テストでどの単元がわからないかをチェックできます。
また、100マス計算などの計算力を付けるための工夫があるので、小学校の算数の復習にはもってこいです。
上記の本だけではうまくいかない場合には、学年を下に下げていく必要があります。
陰山メソッド徹底反復「プレ百ます計算」―百ます計算をはじめる前にとりくむ本! (教育技術MOOK 陰山メソッド)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: ムック
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DS陰山メソッド ます×ますプレ百ます計算 百ますの前にこれだよ!
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/12/13
- メディア: Video Game
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紙でやるかDSでやるかは好き好きです。スピードを上げていくことで、計算力が上がりますが、脳の成長期である4年生以下の方にはあまりお薦めしません。
「プレ100マス」が簡単すぎる場合には、以下の「100マス」に上げてもいいですが、多分その場合には「小河式プリント中学数学基礎編」を利用した方がいいでしょう。
上記よりも更に下に下げる場合には。
10の補数(何と何を足すと10になるかを覚える)を習得する「サクランボ計算」が有効的です。
本はないのですが、スマホのアプリやプリントがネット上にありますので、探してみて下さい。
基本的には計算をスピード感をもって行えることが重要です。