夏休み企画ー数学攻略(2)
夏休み企画の第2回です。
中学以上の数学攻略について考えてみましょう。
前回に登場した、「未来を切り開く学力シリーズ」の数学発展編を順次行っていきます。
中学数学発展篇 方程式と関数 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
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中学数学発展篇 図形 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
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中学数学発展篇 確率統計と総まとめ 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
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できれば、ステップAだけをやり、一通り終わったらステップBに進むのをおすすめします。
中学数学発展編は、「比例・反比例」→「一次関数」→「二次関数」と項目ごとに進めていく構成なので、一気に速習が可能です。
理解できない項目があったら、「スタディサプリ」や「Try it」などの映像授業を利用して、穴を作らないことが重要です。
【計算力補充】
中学レベルで必要な計算力は、高校数学の橋渡しとして、
①正負の数が混じった、2桁と2桁の四則演算(除法は除く、乗法は2桁×1桁まで)を暗算でできる力
②文章題を文字式として方程式としてスピーディに立式する力
③方程式、式の展開、因数分解などの式変形能力(できれば平方完成まで)
ができる必要があります。特に「文字」を「数字」のように扱うことができるかどうかが、高校数学でつまずかないポイントです。
以上のことを中学時代に行っていくわけですから、最終的には高校入試での学力がバロメーターとなります。
茨城県の県立高校入試を基にして考えると、最低85%程度ができなければ、高校に進学して数学で問題を起こす可能性があります。85%は全ての問題を解くことを前提にするため、解答できなかった問題があるにしても、全ての問題を考え抜く必要性を示しています。(この項では高校入試の攻略方を述べているのではなく、あくまでどのレベルまで数学の力を伸ばすべきかを示唆しようとしています。)
高校1年生〜2年生で数学がうまく伸びていない時、高校入試の問題を解いてみて下さい。もし、中学3年生の時と変わっていなかったら、数学の基礎的な部分の伸びが止まっていることになります。今の学習方法に問題があります。