つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

iPad学習法(2)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

前回に続き iPad学習法について述べさしていただきます。

 

この学習法の要点はiPadで全てを完結しようとしている点です。

 

《暗記を主とした学習》

暗記科目で効率よく勉強するためには、何回も見て・書いて・時には声を出したりすることがよい勉強法だと思われます。(暗記するためには、間隔をあけることも必要だと、科学的に実証されていますがその点に関してはここでは言及しません。)とにかく回数をかけて覚えようとすることです。そのためには、飽きずに行う工夫が必要であり、覚えるためのノートや問題が簡単に美しくできることが必要であり、それがiPadですべて完成している点にあります。

 

《様々な資料の参照とノート》

例えば、語学の勉強には辞書が必要であり、辞書を片手に勉強するスタイルをiPad上で全てできるなら、どこの場所でも勉強ができ、必要ならばノートも同じ場所に置いておくこともできます。レポートを書く場合には複数の参考文献を参照しながら、場合によってはネット上で検索しながら書き進めることができます。最終的にWORD提出を求める高校も出てきていますので、高校生の自立的な学習に向いていると言えます。

 

《大学生の学習にはもう必須》

以上のことを考えれば大学生には、必須となる学習法であり、あまり勉強をしない文系でももう習得すべきものとなるでしょう。

 

《高校生が行うことができない、デメリットとは》

しかし、高校生に諸手を挙げて推奨できません。それは、学校がノートの提出を求めたり、逆に授業中にiPadの利用を制限したりする可能性があるからです。デジタルによる勉強の移行は高等学校という文化の中では障害があると思われます。

 

逆にiPadを強制的に持たせられている私立では、利用可能のように思われますが、全ての教科がデジタル化されているとは言えず、まだ問題があるのではないでしょうか。例えば英語の授業で、ネットにある訳文を大っぴらにそのまま利用されたら、教師側が困ってしまいます。(多くの生徒が実際には陰で使っていたとしても。)

 

依然、教科書とノートを中心に板書を移すことが授業であるとする教師と生徒の幻想の中で日本の高等学校は続いています。

 

《ではどうすればいいか》

ここからは、高校生に対する提案です。暗記物(社会・一部理科)に特化するか、英語・古典などの語学学習に利用するなどの部分的な活用です。医学部生や一部社会人の資格試験に利用されているiPad学習法は効率重視なので、自分の勉強を振り返った時に必ず価値があります。

 

形から入る受験生はそのカッコよさに惹かれるかもしれませんが、

 

いいです。かっこよく大学受験をスタートさせましょう。

 

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