つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

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こんにちはつくば国語塾の塾長です。

 

今回は塾の紹介をいたします。

 

●つくば国語塾はつくば市春日にある国語塾です。

(塾の所在地はご連絡のあった方にお伝えしています。)

 

●対象は小学生・中学生・高校生・既卒生です。

(個別制なので、どんな勉強も可能です。)

 

●教科は国語・小論文を中心に指導しています。

(国語・小論文の他に英語及び小学生・中学生は全教科指導可能です。)

 

●国語と英語の学習は共通性を持ちながら指導すべきだと考えています。

(当然両方の学力を伸ばす指導を心がけています。)

 

●曜日・時間に関してはご相談後に決定させていただきます。

 

●進路指導・受験指導に関する無料相談も実施しておりますのでお気軽に

 ご連絡下さい。

 

●連絡方法は下記にメールにてお願いいたします。

 

  kokugo.juku.tsukuba@gmail.com

 

 

ZOOM Tips

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

遠隔授業としてZOOMの利用が活発化してきました。

ZOOM何?と言われていた6年前にはMSのスカイプしか誰も知りませんでしたが、

今やネットミーティングのフロントランナーとしてYOUTUBEにZOOMのコマーシャルが流れているのを見るのは隔世の感があります。(グーグル資本だから当たり前か)

 

今回は多少の経験からZOOMのお役立ち集を開陳させていただきます。

 

●ZOOMはAppleのデバイスとの相性がよい。

画面上で授業での黒板のように何かを説明するためのホワイトボードモードではipad上で描いたものが画面上に素早く反応されます。他のタブレットと比べればその書き心地の良さは誰でも理解されると思います。特にAppleペンは10年前からワコムの描画タブレットを使っていた者からすれば、圧倒的な進歩に驚かせられます。幾つかのipad用のアプリ上で板書できる快感は手放せません。

 

スカイプより軽いZOOMはスマホでも充分対応できる。

当初からスカイプと比較をされてきたZOOMですが、圧倒的な強さはアプリの軽さでした。現在でも車で移動をするときは、スマホで通信しながら移動しています。(もちろんドライブモードで画面は映っていません。)ネット環境がよくない状況でもZOOMならそれなりの通信が可能となります。

 

ブレイクアウトルームの利用で個別対応ができる

ご存じの方も多いと思いますが、ブレイクアウトルームを使うと特定の参加者と個別にミーティングが可能です。参加者が多い場合、面談ができるのは非常に便利です。

 

●その他あると思いますが...........。

録画機能やチャット機能を有効に使うことはもちろんですが、通信環境のトラブルが起こりやすいネット環境は、必ず第二第三の備えが必要です。例えば画面が見えなくなったら、①声だけで授業を行ったり、②写メで説明したり、③解説動画を自分で作成し、youtube経由で相手に見てもらったりとあらゆる可能性を持っていないといけないと思います。

●当然ですが...........。

最後にZOOMによる遠隔授業や遠隔ミーティングの効力は普段リアルに合っている人ほど価値があるということです。全てのことを遠隔で行うことは、物理的には可能ですが、コミュニケーションが表層的で、相手の意図がわからなくなることもあります。ZOOMによるコミュニケーションには、それに合ったコミュニケーションの方法があると思いますが、リアルな交流があってこそのZOOMコミュニケーションだと思います。

 

お役に立てば幸いです。

 

尚、つくば国語塾は遠隔指導をZOOMで行っておりますが、原則通塾を前提としておりますのでご了承下さい。

怪我の功名

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

休校が3週間続いている中で、「授業がない日常」が恒常化しています。小学生や中学生が夏休みで授業がない期間が長期にわたって存在しますが、この季節と外に遊びに行くことが制限されている現在の状況はやはり異なるものがあるのではないでしょうか。

 

当然学校から課題が出されていますが、成績にあまり関係ないとモチベーションも下がり気味ですよね。

 

ここで提案させていただきたいのは、

 

「自主学習・自立学習」の習慣を確立させる

 

ことです。自主学習や自立学習とは、簡単に言えば

 

「何を」「どのように」そして「いつまでに」学習するかを自分自身で決定し、実行する学習

 

です。

 

学校教育の集団的カリキュラムから、脱皮することです。やや過激な表現になってしまいましたが、学校のカリキュラムに準じて学校の授業を受けるだけの姿勢では、自分自身のための学習ができないと思われるのです。

  

以前のブログでもご紹介したように 


自分の不得意科目を攻略するために独自の計画を立てるのも、「自主・自立学習」ですし、得意科目を学校よりも早く進ませるのもあてはまります。

 

更に、AOや推薦入試のために、レポートを書くのも素晴らしい「自主・自立学習」です。

 

今回の騒動でわかったことは、私達は情報ネットワーク環境はすでに、教育においてある部分は対面の授業のために学校に行く必要がなくなりつつあることを示しています。

 

高校生が家庭学習で勉強している様子は「宅浪」している受験生そのままです。

一昔なら、参考書片手に一人でコツコツ勉強する姿は苦学生のような趣でしたが、現在のネット環境で安価な映像授業がふんだんに見られることを考えると、現在の学校での勉強を質と量で凌駕することも可能です。

 

さて、提案の実践編です。

 

「自主・自立学習」を実践するために、ネット環境を活用しよう。

 

さらに具体的に言えば、この機会に

 

○映像授業の中で何が自分に合っているかをチェックする。

○映像媒体が不得意であれば、紙の参考書・問題集を自分がチェックして選択する。

○情報収集はネットの方が優れているので、こまめに探してみる。

 

といったことを行うことが第一歩かと思われます。

 

下記の記事も参考にして下さい。

https://www.yacchaesensei.com/entry/2020/03/02/193453

 

 

 

 

大学入試に向けての戦略(カリキュラム変更が考えられる今年に準備すべきこと)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

高校入試、大学入試も一段落し、来年の入試を目標とする生徒さんや保護者の皆様からのご連絡が増え始めてきました。今回は大学入試に向けて特にAO推薦入試対策として何をすべきかをお話しさせていただきます。

 

コロナの影響で今年は新年度から高校の大幅なカリキュラム変更が考えられます。

 

単位確保のために、通常休みとなる(春期・ゴールデンウィーク・夏期)などの日程の中で補講をする高校が増える可能性が出てきました。

 

特に注意すべきは、夏期に大幅な補講を高校が実施して、自分の勉強ができなくなる可能性の増大です。

 

※更に今年だけの状況ではなく、首都圏私立大学の合格者削減実績から、非常に厳しい状況が続いていることも、上記のことがらに一層拍車をかけています。

 

 

例年AO推薦は5~6月から開始する生徒さんが多かったのですが、今年は4月からしっかり準備を行い、夏休みに入る前に自分の志望校・目標校を明確にして、ある程度の青写真(志望理由・アピールポイント)を描けるようにすることが大切です。

 

更に、4~7月にかけて合格のための自主的な研究の概要を決定し、夏に完成させることが必要です。

 

自主的な研究とは大学が必ずしも求めていないが、受験生が自主的に大学で学ぶ学問や教科に関してレポート書き、自己アピールすることです。

 

ここまでしなければ、他の受験者との差はつきません。

 

 

では、どうやってこのレポートを書き上げればよいのでしょう。

 

 

・自分でこのようなレポートを書いたことがありますか?

・塾で教えてくれますか?

・学校の先生が助けてくれますか?

・参考書で十分ですか?

 

 

進路決定から出願、面接までつくば国語塾は二人三脚でサポートしていきます。あなたも二人三脚のパートナーを持ちませんか?

 

是非、ご連絡下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国語と数学の奇妙な関係(1)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

「世の中は数学ができるようになる人間とそうでない人間がいる」

 

生徒が文理選択で悩んでいるときに私が使う言葉です。学校が公立の進学校だと、学校側が理系に進ませようとして、努力すれば理系科目(数学・理科)でも克服できると吹聴する先生もいらっしゃいます。

 

しかし、中学校までの数学の下積みが足りない生徒が先生の言葉に乗ってしまい、勉強時間の7割~8割を数学に注ぎ込んでも全く徒労に終わってしまうケースを見て、生徒への慰めの言葉として使っているのです。

 

つまり、地方進学校

 

国立理系>国立文系=私立理系>私立文系

 

というヒエラルキーが厳然と存在し、このラインの中の私立文系は蔑まれる運命にあり、生徒はその区分に行きたくないと考えるようになります。

 

そこで、次のフレーズが続きます。

「世の中の文理の比率は8:2」

です。

 

地方の進学校は特に理系優位であることが多く、数学がその子の将来を決するような洗脳が行われていますが、世の中の仕事はほとんどが文系に分類される仕事です。数学ができなくても生きていることは当然です。

 

ここで私が強調したいのは、数学ができなくてもよいと言っているわけではなく、小学校・中学校の基礎を省いたままで数学をやっても多分うまくいかないということであり、高校から高校数学を努力してもあまり効率的ではなく、ほぼ徒労に終わってしまうことが多いので、数学を捨てるか、数ⅠAまでを暗記でやり過ごすべきだと主張していることです。

 

上記のことを理解していただくなら、やるべきことが高校数学ではなく「小学算数」と「中学数学」だという高校生が多いはずなのに、多くの生徒さんが残念ながらウンウン唸りながら高校数学をしています。

 

ここまでで、数学だけについて考えてきましたが、次回に数学と国語の関係を考え、合わせてAI時代の学力についても考えます。

iPad学習法(2)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

前回に続き iPad学習法について述べさしていただきます。

 

この学習法の要点はiPadで全てを完結しようとしている点です。

 

《暗記を主とした学習》

暗記科目で効率よく勉強するためには、何回も見て・書いて・時には声を出したりすることがよい勉強法だと思われます。(暗記するためには、間隔をあけることも必要だと、科学的に実証されていますがその点に関してはここでは言及しません。)とにかく回数をかけて覚えようとすることです。そのためには、飽きずに行う工夫が必要であり、覚えるためのノートや問題が簡単に美しくできることが必要であり、それがiPadですべて完成している点にあります。

 

《様々な資料の参照とノート》

例えば、語学の勉強には辞書が必要であり、辞書を片手に勉強するスタイルをiPad上で全てできるなら、どこの場所でも勉強ができ、必要ならばノートも同じ場所に置いておくこともできます。レポートを書く場合には複数の参考文献を参照しながら、場合によってはネット上で検索しながら書き進めることができます。最終的にWORD提出を求める高校も出てきていますので、高校生の自立的な学習に向いていると言えます。

 

《大学生の学習にはもう必須》

以上のことを考えれば大学生には、必須となる学習法であり、あまり勉強をしない文系でももう習得すべきものとなるでしょう。

 

《高校生が行うことができない、デメリットとは》

しかし、高校生に諸手を挙げて推奨できません。それは、学校がノートの提出を求めたり、逆に授業中にiPadの利用を制限したりする可能性があるからです。デジタルによる勉強の移行は高等学校という文化の中では障害があると思われます。

 

逆にiPadを強制的に持たせられている私立では、利用可能のように思われますが、全ての教科がデジタル化されているとは言えず、まだ問題があるのではないでしょうか。例えば英語の授業で、ネットにある訳文を大っぴらにそのまま利用されたら、教師側が困ってしまいます。(多くの生徒が実際には陰で使っていたとしても。)

 

依然、教科書とノートを中心に板書を移すことが授業であるとする教師と生徒の幻想の中で日本の高等学校は続いています。

 

《ではどうすればいいか》

ここからは、高校生に対する提案です。暗記物(社会・一部理科)に特化するか、英語・古典などの語学学習に利用するなどの部分的な活用です。医学部生や一部社会人の資格試験に利用されているiPad学習法は効率重視なので、自分の勉強を振り返った時に必ず価値があります。

 

形から入る受験生はそのカッコよさに惹かれるかもしれませんが、

 

いいです。かっこよく大学受験をスタートさせましょう。

 

つくば国語塾はお手伝いできるノウハウがあります。

 

 

 

 

 

 

大学入試現代文探訪

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

記述問題について先延ばしが決まり、何となく国語はセンター試験の延長線上にあると考えられていて、何やら安堵感が漂う現代文界隈ですが、昨年から出版されている国語(現代文)の学参は共通テスト対策として記述問題を意識したものになり、久しぶりに記述に関してフォーカスしている本も散見できます。

 

その中で注目される2冊を取り上げました。

 

無敵の現代文記述攻略メソッド

無敵の現代文記述攻略メソッド

  • 作者:小池 陽慈
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

1冊目は「無敵の現代文記述攻略メソッド」です。河合塾の小池先生が書かれています。記述問題が得点源になるというコピーの下に記述問題ができれば、すべての問題は解ける!」と書かれています。記述の練習によって現代文の力を上げさせることを考えています。

 

まさに王道です。マークシートさえできればよいとするセンター試験と一線を画するものです。

 

 

 

 次にご紹介するのは「大学入試対策 初歩の初歩」シリーズの「 安達雄大の ゼロから始める現代文」です。代ゼミの安達先生の著作です。読ませていただき、「新たな現代文のスタンダードな入門書」と感じました。

 

現代文は「田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式」や「船口のゼロから読み解く最強の現代文 (大学受験Nシリーズ)」 が入門書としての地位を保っていましたが、田村先生の本は絶版となり、船口先生の本は10年前の出版のため、その間隙を縫ってこの本がその地位を占めるかもしれません。

 

しかし、この本には3つの問題があります。

 

①そもそも日本語を読み慣れていない生徒には難しすぎる。

②理系チックな説明に文系の生徒がついていけないのでは。

③テクニックが過不足なく書かれているが、本当に読者が理解できるか。

 

などなどです。

 

現代文参考書のジレンマは日本語が不得意な読者に日本語で伝えることなのです。