県立高校入試の神話(2)
茨城県教育委員会の茨城県立高等学校入学者選抜実施細則のうち、
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実施細則本文
別表1
土浦一高と竹園高校を例に考えてみましょう。
両校は特色選抜は行わず、B群の選抜方法が80:20で学力検査重視の高校です。
定員は320名です。学力検査順位(80%-256番)、内申点順位(100%ー320番)の中に両方入っている者をA群合格者としています。県教育委員会の例では上位70%が両方に該当していることとなっています。
(学検点と内申点は相関がより高いと予想されますので実際は80%以上がA群に該当するでしょう。)
例にならえばA群合格者は224名でB群合格者は96名です。この96名のうち80%ー77名が学検点だけ(重視?)で合格しますから。合わせて94%が学力検査の得点のみで合格します。
土浦一高・竹園高校の入試制度は本番のテスト一発で94%以上の合格者が決まるシステムです。
B群の内申点重視19名は、当日の学力検査で思わぬ点を取ってしまった、公立中学で言えば、学年1・2番(ほぼオール5)で部活動でも特記事項がある生徒を助けるための制度だと言うことができます。