大学受験の小論文(文系篇-2)
こんにちはつくば国語塾の塾長です。
前回小論文・面接一体化論を提唱させていただきました。
では、どのような訓練・練習をすれば、小論文の力が付くのでしょうか?
ディベートは一つの有効な手段です。
ご存じだと思いますが、
「ディベート(debate)とは、ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論することをいう(広義のディベート)。討論(会)とも呼ばれている。」(ウィキペディアより)
です。
特に自分が考えている意見と逆の立場に立って、論を展開することは、ものごとを多角的考えることの訓練となります。
しかし、ディベートを実施する上で問題があります。
①複数の人の協力
②ジャッジおよびコメントができる指導者の存在
の2点です。
そこで提案したいのは「エアディベート」です。
一つのテーマに関わる文を読み、賛成・反対の両方から、自分一人で論を立ててみることです。「エアディベート」は一人でできる思考訓練です。
できれば、訓練の際に指導者がいることが望ましいのですが、何回か行っているうちに思考のシミュレーションを文章に落とすことができるようになっていくと思われます。
書いた文章を添削だけして貰うならば、学校や塾の先生でも可能となるでしょう。
つくば国語塾では口頭での訓練からサポートできます。