つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

大学受験9カ年計画(国語編-1)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

学力を伸ばすことの最終(最大)目標は大学入試です。

 

極端なことを言えば、大学入試に間に合えばOKとする考え方もありです。

 

しかし、国語(現代文)は他の教科の理解に直接結びつくので、小学校からの積み上げが必要です。そのため、小学校3年生(程度)を起点として国語力を伸ばし、大学受験に対応した力を付けられるように考えていければ、無理のない学習として定着すると思われます。

 

先ず、以下の前提を基に考えていきます。

 

①国語(現代文)には明確な学年による区分はない。

②国語(現代文)は机の前で勉強するだけが学習ではない。

 

①は国語という科目が、個人の状況に合わせて学年にこだわらず早く進めていっても問題がなく、逆に基礎からはじめれば速習も可能だと言うことを示しています。

 

②は言語を学ぶ環境は「話す」「聞く」「読む」「書く」の4要素が家庭環境の中で実現されることを考えれば、単に「読む」だけを学習の中心にすると学力の伸長が伸び悩むことになると思われます。

 

以上のことを考えて、大学受験を目標にした国語(現代文)の長期的な学習計画は以下の点を考えていくことが望ましいと思われます。

 

1.小学生の時期に必要な言語基礎力を、家庭内での会話経験などを含めて、小学校3年生程度から意識的に行う。

2.言語習得には個人差があるので、先取り的な学習をしてもかまわない一方で、小学生までは無理しないで、中学生以降の伸びを期待することも必要。

3.時間がない場合には速習も可能だが、その際も小学生の時期に行った言語習得の方法を擬似的に踏襲することが必要。

 

 

次回は具体的な方法について述べてみたいと思います。