つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

AO・推薦入試の落とし穴(4)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

前回の続きです。私とその生徒さんは二人三脚で志望理由書をブラッシュアップさせていきました。特に学校の先生が理解できそうなフレーズや事象を入れて、先生との妥協を模索していきました。

 

締め切り間近、遂に完成しました。

 

私は国際協力や国際支援について調べている際、二つの事例を発見しました。一つは2014年にUWC ISAK Japanというインターナショナルスクールを設立した小林りんさんによる教育支援であり。もう一つは、2006年にノーベル平和賞を受賞した、グラミン銀行マイクロファイナンスによる、経済的な支援です。UWC ISAK Japanの特徴は返済不要の奨学金が充実し、全学年の7割が利用し、特にアジアの経済的に恵まれていない生徒の進学の機会を確保している点です。教育の国際協力と言えば、途上国の義務教育(小学校・中学校)で、学校建設から始めるようなイメージがありますが、小林さんは「社会的にインパクトのある人材を育てる」ことを考えていることに惹かれました。周知のようにグラミン銀行は世界に広がる貧困層への自立援助を目指す経済的支援の源です。近視眼的ではなく、将来を見据えた支援のありかた。私はこの二つの事例が今後の国際支援のヒントになると思いました。夢である国際NPOで活躍するために、大学入学後、私は多くの文献と格闘し、フィールドワークで汗をかき、自らの頭で考えながら、地に着いた研究を行い、成長していきたいと思います。

 

トピックスを二つにし、誰もが知っているグラミン銀行を入れ、今後の抱負を含めて

まとめました。更にヒントという言葉で面接時の質問を準備することもできました

私が関わった志望理由書の中でもかなり、できのよいものになったと自負しています。

あとは、担任の先生のOKをもらうことだけです。

                             (この項つづく)