さあ夏期講習③(エピソード①の続き)
こんにちは、つくば国語塾の塾長です。
②の続きです。H君は時間的制約の中で文章を処理することができず、「わからなかったら飛ばしながら先を読む」ことに慣れていったのではないかと推測されます。しかし「わからなかったら飛ばしながら先を読む」ことはいつも成功するわけではありません。何故なら自分が理解していない部分を埋めるヒントが文章の先に必ずあるわけではないからです。
時間がないから、急いで立ち止まらずに読み進める
→理解できない部分がより増えていく
→更に理解できない部分が増えていく
→課題文をもう1回読み始める
国語を理解できない無限ループに入っていきます。
速読という呪縛で生徒さんたちは苦しんではいないでしょうか?
ではどうすればよいでしょうか?
国語の指導法の改良が必要です。