つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

国語塾が開催する英語セミナー(1)

こんにちはつくば国語塾の塾長です。

 

今回は夏休み特別セミナーとして弊塾が開催する英語のZOOMセミナーをご紹介いたします。

 

対象はズバリ英語が苦手な中学生1年生・2年生・3年生です

 

英語は基礎から積み上げなければ、上手く伸びていかない教科です。

特に言語活動(国語や英語)は継続的に毎日行うことを習慣化することで

不得意な状況を打破できます。

 

何故国語塾が英語のセミナーを行うのでしょうか?

「おそば屋さんが作ったうどん」のようなネーミングで恐縮ですが、理由は2つあります。

 

1つめは、私たちは英語と日本語(国語)の共通点を認識しているからです。言語活動の要諦は初期の段階で他者を真似をすることです。つまり文法的な説明を重視するのではなく、音の心地よさを感じることが重要なのです。

 

2つめは、日本語と英語の比較による言語認識を育てることです。最近の中学校は英語を日本語に翻訳することに力を入れていません。もう20年以上前から日本語訳のテストは実施されていませんが、このことで英語の意味がわからず勉強している生徒が増えていることを知ってください。

 

つまり、1つめと2つめをミックスした勉強をしていくことが英語習得にとって肝要であるということです。このことがうまくできないと高校英語との接続が危うくなります。

 

「毎日30分、英語の音読」が合い言葉です。

さあ夏期講習④(方法論編)

こんにちはつくば国語塾の塾長です。

 

国語指導の改革を述べさせていただきます。

 

レベルによって勉強する方法は違います。(でも同じレベルなら学年・年齢は同じです)

 

その概要は以下の通りです。

 

基本的に基礎的な国語力(漢字・語彙・文法・論理系)が理解されているとすれば、課題文を読むことに関して注意すべきなのは

 

推測力

論理性

 

の2点を鍛えることです。

推理力とは文章を読み進め、次にどういう文が書かれているかを予想する力です。私達はともすると文章を味わって読むことに囚われ、先読みする力を忘れています。例えば物語の結末を予想することは邪道もしくはもったいないと考える人もいます。(実は私もそうでした。)しかし、テストで課題文を読む状況では逆になります。速く読むことが正しくなります。文の鑑賞を脇に置き、何が書いてあるかを速く読むことが正義です。読み方に上記のくせがあるならそれを修正することが必要です。

 

論理性とは推測力を支える力です。推測力は論理的一貫性によってできる力です。我々は仮説(予想・推測)を組み立てるときにいくつかの論理を繋げていきます。次の文章を予想できるのは私達の今まで読んでいた文の論理が自分なりに理解しているからに他なりません。

 

この文章を読む際に先を予想する練習を弛まず行うことです。

あなたの頭はフル回転しています。文章を読んで頭が疲れてなければ、それは文章が非常に簡単すぎるか、先読みに頭を使ってないということでしょう。

 

趣味で読書するのではなく、常に情報を取り出すために頭を使うことです。

 

次回は上記の方法をどのように練習・実践するかをご説明いたします。

 

さあ夏期講習③(エピソード①の続き)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

②の続きです。H君は時間的制約の中で文章を処理することができず、「わからなかったら飛ばしながら先を読む」ことに慣れていったのではないかと推測されます。しかし「わからなかったら飛ばしながら先を読む」ことはいつも成功するわけではありません。何故なら自分が理解していない部分を埋めるヒントが文章の先に必ずあるわけではないからです。

 

時間がないから、急いで立ち止まらずに読み進める

 

→理解できない部分がより増えていく

 

→更に理解できない部分が増えていく

 

→課題文をもう1回読み始める

 

国語を理解できない無限ループに入っていきます。

 

速読という呪縛で生徒さんたちは苦しんではいないでしょうか?

 

ではどうすればよいでしょうか?

 

国語の指導法の改良が必要です。

さあ夏期講習②(エピソード1)

こんにちはつくば国語塾の塾長です。

 

今回は寄り道をして、一人の生徒のエピソードをご紹介いたします。H君という生徒さんは中学2年生で5教科の中で国語だけが苦手でした。努力家であるH君は他の教科は自力で中学レベル・高校入試レベルをクリアできることは明白でしたが、唯一国語だけは模試のような初見の問題が解けない悩みを抱えていました。

 

私は、日本語の読み書きレベルについてチェックしましたが、問題ないレベルなのを確認しました。もともと国語の成績が伸びないお母様はH君のために問題集を買ってさせたり、読書が重要だと聞くと本を読ませたりして、国語の勉強を怠っていたわけではないようでした。

 

しかし、上記の状況の説明の中に大きな問題を抱えている点をお母様や本人も認識していないようでした。もう少し簡略化して言うと、国語を他の教科と同様に学習教科(受験教科)として捉えることが大きな問題であるということです。

その理由は以下の通りです。

1)国語は授業や参考書による解説で理解できる教科ではないこと

2)個人差による理解が全く違うため、標準的な学習プログラムが上手くいかないこと

3)例えば数学(算数)ならば四則演算ができなければ、そこまでもどらなければと考   えるが、国語にはそういった思考がないこと

 

もちろん、一部の生徒は授業や参考書で理解でき、一気に学力が向上する例が見受けられますが、基礎的な学力の欠如の他にも「飛ばし読み」をすることで学力が一向に上がらない生徒もいます。

 

特にスマホの普及で、以前よりも日本語を読む量が増えているのにも関わらず、自分の理解できない部分を飛ばして読む「読まず飛ばし」が増えているように思われます。

また、スマホの普及以外にも中学受験などの試験ズレを起こしている生徒は全ての課題分を精読する習慣がなく、試験時間内に課題文をつまみ食いをすることが正当な学習だと錯覚している場合も見受けられます。

 

件の生徒さんは多分時間内で課題文を処理できず、パニック状態になっていたのだろうと推測されます。(このことは生徒さんからの聞き取りや、その後の授業でも実証されました。)

 

このような症状の生徒さんはたくさんいます。多分世の国語の先生方は「ゆっくり文を読め」や「要約やまとめを文章にしなさい」などのトンチンカンな処方箋を出すように思われます。

 

では、どうするか?

 

次回ご説明いたします。

さあ夏期講習①(問題の焦点)

こんにちは「つくば国語塾」の塾長です。もうすぐ夏休みです。皆さん(或いは、皆さんのお子さん)はこの夏休みに何をしようとしていますか?

 

国語(現代文)は問題(課題)を解いていけばできるようになることはありません。そんなことが可能ならば、こんなに国語で悩んでいる人はいないでしょう。

 

ではどうすれば国語ができるようになるのでしょうか?

 

そのことを考えるのが今回の目的です。

 

国語ができるようになるためには、段階的にレベルを突破することが必要だと思います。筆者はそのレベルを以下のように考えています。

 

①「読み書きレベル」(音読・漢字等)

  ↓

②「基礎文法的レベル」(主語・述語・修飾・品詞等)

  ↓

③「読解力レベル」(論理・語彙・思想背景等)

 

例えば大学受験の主戦場は「読解力レベル」のように感じますが、それ以前のレベルで問題を起こしている生徒さんが多々いらっしゃいます。茨城県の高校入試なら「読解力レベル」は必要ないかもしれません。中学受験で無理矢理問題を解いていると、段階を踏まずに行うため、国語そのものが考える力の養成ではなく、暗記に偏りがちとなり、国語嫌いの温床となることも否めません。

 

新井紀子氏の著書「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」で述べられている、日本語が読めない若者は増加しているように感じます。何が影響しているかは明確にはわかりませんが、ただ単にスマホなどの影響として捉えることよりも、中受など小さいころからの大量の日本語処理による飛ばし読みの方が問題が深刻なのではないかと考えています。

 

読む→考える→読む→考える→読む→考える→読む→考える 

無限ループが頭を鍛えるのは当然の帰結です。

 

大切なことは、自分自身のレベルを見極めることです。特に①と②のレベルに自分がいるのであれば、必ず声を出しながら毎日訓練することです。

 

①②のレベルの判定方法と訓練方法は次回にご説明いたします。

 

英語の古くて新しい話②(精読VS速読)

前回は構造分析かスラッシュリーディングかについて考えてみました。この対立は、精読か速読かという対立と解してもよいと思います。単なる方法論とかテクニカルな問題ではなく、国語(現代文)にも通じる重要な問題です。

 

ここで申しあげておきたいのは、精読から速読に展開することはできるが、速読から精読に展開することはできないという当たり前の考え方です

 

前回も述べましたが、高校生が共通テスト対策という名目で英語の大問ごとに時間決められてテストを受けることが学習でしょうか?英語が同じレベルならば何らかの基準を設けることに異論はありませんが、

 

「学力がバラバラな生徒」=「基礎的学力を持っている生徒と持っていない生徒」

 

を一緒くたにすることに学力の伸長は望めるのでしょうか?

 

一斉授業の中で共通テスト対策が行われることが「あたりまえ」となっている高校では英語の実力の伸長はなく、個人の努力に委ねるほかありません。

 

短文・中文(二、三行文)の徹底的な文法と単語理解

         ↓

速読のための論理的な長文の読解

 

このことを、着実に行う以外に方法はありません。

 

 

学校の英語の授業が難しい場合には、塾に頼りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊塾でテッペンを目指しませんか?

 

 

 

英語の古くて新しい話①(構造分析VSスラッシュ)

こんにちはつくば国語塾の塾長です。

ご無沙汰しています。

本日より新しいシリーズ「古くて新しい話」を開始します。筆者は現在、英語を指導している立場の人間ですが、1970年代後半に高校と予備校で英語の指導を実際に受けていた経験があります。その当時スラッシュリーディングは存在しておらず、英文を構造的に読む方法も一般的ではありませんでした。どちらの読み方にしろ、予備校の先鋭的な一部の先生が利用しているものであり、本も存在しない地方の高校生から見れば、学校の訳文主義の授業によって(今と比べれば短い文章を)何とか訳す訓練と単語の習得、英文法の理解で受験は乗り切れたものです。

 

ここで構造分析とスラッシュリーディングについて説明させていただきます。

 

《構造分析》

所謂5文型を基礎として、それぞれの文の要素と修飾・被修飾関係を丁寧に分析し、英語を日本語に変換していく。

キーワード:インテンシブリーディング、精読、5文型、返り読み

 

《スラッシュリーディング》

英語を前から読むために、文法的(一部意味的)な区切りをもとにして、スラッシュ(/)を文中に入れ、文章を読み進める方法。

キーワード:速読(ラピッドリーディング)、パラグラフリーディング

 

 

構造分析は古くさい読み方、スラッシュリーディングは今時の読み方のように見えます。特にセンター試験、共通テストの英語が難解な英語ではなく、実用的な英語の理解を目指している限り、ある程度のレベルの英語を時間内に処理できるためには、スラッシュリーディングを利用することが、必然のように感じます。本当でしょうか?

 

特に、共通テストは時間との闘いであり、スラッシュで読まなくても大体の意味を取るためには、スラッシュ的な読み方が推奨されています。構造的な読み方で精読する必要はなくなったのでしょうか?

 

現在の共通テスト英語対策はセンター試験時代に輪をかけてスピード一辺倒です。長文を読むことはスピードを上げることであるとし、読めない部分を飛ばし読み、読み終えたらもう一度スピードを上げて読む。読めない箇所はいつまでも残ります。

 

そこで受験生諸君は想像たくましく、わからない部分を埋める作業をするのですが、最近の生徒さんは想像力が乏しいためか、諦めてしまい、自分にとっての最適解ではなく単なる「運を天に任せる」解を答案用紙に書き込みます。

 

共通テストの英語の得点が上がらない理由は基礎力がない生徒が基礎力の補充をせずに、単語さえできればよいとする風潮に流されているからに他なりません。

 

基礎的な理解の時点で、英文を構造的に読み、論理展開に注意しながら、予測していく(想像ではない)ことが必要だと思います。

 

英文を読む基礎力ができたら、スピードをあげるためにスラッシュを使うことも自由ですが、国語の読解力を並行させてつけ、論理展開による予測に磨きをかけることが要諦です。

 

英文を構造的に読み、

スラッシュでスピードアップさせる。

それを支えているのが論理です。

 

上記ができなければ、私立難関(早慶上智)や旧帝は英語では到達しません。

 

 

 

 

 

 

 

弊塾でテッペンを目指しませんか?