つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

学習に関するコペルニクス的転回

こんにちは。つくば国語塾の塾長です。

県立高校一斉休校となりました。私立高校の休校と合わせて、茨城県の高校の授業は止まった状態です。5月から授業が開始されることはもはや確実とは言えません。この状況で一部の私立では、リモート授業を開始していますが、1日6時限のコンテンツが存在しているわけではなく、全ての生徒のネット環境を把握しながら実施しているのではないため、手探り状態です。

 

高校はは復習の教材は与えますが、予習をさせようとしません。この機会に復習をせよと命じます。

 

 

幸運にも5月から授業が再開されたとしても、遅れを取り戻すために、授業進度は急速に速くなり、生徒の理解度など考えずに進んでいくことは火を見るより明らかです。

 

日本の高校の授業第一主義が悪循環を生み出していくことは想像に難くありません。(今回の休校で一斉授業を見直し、先生が自主学習のサポートに役立つ授業の方向に変わっていくのを願うばかりです。)

 

唯一の解決策は自分で学校の授業より先に勉強してしまうことです。

 

学校では休校の間、復習を重点的にするように指示しますが、新しい単元を自分で勉強することを始めましょう。

 

授業で、学校の先生に教わらなければ新しい単元に進めない習慣を捨てましょう。

 

どうやって勉強するかは、教科書・参考書・問題集・ネット配信授業など多彩です。

でも大切なことは自分で切り開くことです。

 

今回の休校はいいチャンスです。新しい単元を自分自身の力で開拓して下さい。

 

高校→大学→社会人と一生使える勉強方法を確立できるチャンスです。

 

新しい学習習慣と学習方法を身に付けましょう。(自分を護るためです。)

 

つくば国語塾はリモート授業による自立学習のサポートを行います。

 

 

国語実力判定テスト実施いたします。

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

休校が長引いている状況の中で、むしろ積極的に国語を不得意としている生徒さんに「国語実力判定テスト」を受けていただき、現在の状況を把握しながら、今後何を学習すべきかをお伝えする機会を設けました。

 

●対象は小学校4~6年生、中学校1~3年生、高校1年~3年生、既卒生です。

 

このテストは弊塾に入塾していただくときに実施するテストですが、決まったテストが存在するわけではなく、受験する生徒さんの状況を聞き取り、生徒さんのレベルを勘案しながら作成し、実施いたします。

 

その後入塾していただく場合には学習の道筋(ロードマップ)を作成していくこととなります。

 

このテストを入塾希望の有無を問わず実施させていただき、今後どのような学習によって国語力を上げるかを具体的に提示させていただきます。

 

言語である国語はその習得の大部分はトレーニングであることが多いので、通塾しなくても国語力は伸びる可能性はあると思います。

 

●テストは各ご家庭で実施していただきます。(テストは1.5時間を予定しています)

 

PDFにてテストの問題用紙を添付メールさせていただきます。ご家庭でプリントアウト

していただいた後、写メにてご返信ください。

 

テストの講評およびご説明はZOOMにて実施いたします。(30分程度)

 

料金は7000円(税別)です。

 

詳細は「国語実力判定テスト希望」と明記の上、下記メール送信願います。

 

kokugo.juku.tsukuba@gmail.com

 

茨城県高校入試雑感といくつかの仮説(数学を含めた総評)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

最後に、本年度の茨城の県立高校入試がどういう立ち位置にいたのかを考えて見たいと思います。

 

過去15年以上茨城県の高校入試に関わっている人間から見ると今年特筆されるのは、普段の実力テスト(模擬試験)よりも本番の試験の方が高い得点を取る生徒が続出している点です。全体の平均点やその内容を見ないとはっきりしませんが、

 

二極化した結果ではないかと思われます。

 

《数学》

象徴的なのが数学で、単純な計算問題が姿を消すことで、大問の1、2の問題だけを解いていた、実力テストで15〜25点程度の生徒が0点になった可能性があります。

一方、正答率が5~0.5%の問題が少なくなることで、実力テスト65〜75点のレンジの受験者が85〜95点ぐらいまで上昇する可能性があります。

両者を合わせると平均点は変わらずという結果になるかもしれません。

 

《総評》

国語・英語・社会・理科に共通しているのは記述量の多さです。ある意味努力の差が出る試験となりました。受験対策として学習塾の存在が大きくなってくる気がします。

特に来年度はコロナウィルスの影響で、履修範囲が狭まる可能性があります。その場合指導者の方向性によって、命運が変わります。

 

つくば国語塾はセカンドオピニオンを実施している塾です。受験相談で的確な勉強方法をお伝えできる可能性があります。

国語と数学の奇妙な関係(2)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

前回「世の中は数学ができるようになる人間とそうでない人間がいる」ということを述べさせていただきましたが、今回は国語と数学の関係について考えてみたいと思います。

 

私が考えた仮説です

 

「世の中には数学と国語が同じ種類の学習だと理解している人間と、数学と国語は全く別種類の学習だと考えている人間がいる」

 

数学音痴の私がこのように考えるに至ったのは、国語の学習には数学的な思考が大切なのではないかと思ったからです。

 

通常言われる数学と国語の共通性は「論理的」な部分です。すなわち日本語で論理が書かれているのが国語(現代文)であり、数式で書かれているのが数学だということです。しかし、この説明では納得いかない人がいるのではないでしょうか。

 

多分、この類似性はその教科を学習する際に、どのようにその教科を勉強するか(或いはしているか)によって変わってくるのではないでしょうか。

 

貴方は数学をどのように学習していますか?

数学は単元ごとに数式のルールを学び、演習問題でそのルールの確認を行いながら解法を学んでいるのではないでしょうか。もう少し具体的に説明すると、高校生の貴方が4ステップやチャートの問題を解くのにあたって、自力で解けなかった場合、解答を参照しながら、解答のプロセスを追いかけて行きますが、解答が詳しく書かれていないため(或いは自分にとって省略されていると感じているため)、解答の説明がわからなくなり、塾や学校の先生に質問しようとします。

 

この、証明や数式の展開にみられる数学の記述には「論理」が内包されています。その「論理」が理解できない人は解法暗記の方向に向かっていくのではないかと思われます。

 

一方、国語(現代文)は数学と違いルールの代わりに言葉の定義を知らないと読めません。しかし、それさえ理解できれば「論理」の中で予測・推測しながら読むことが可能であり、数学と違って不必要な修飾部分が出てきますが、それを捨象して「論理」だけに限定して考えれば数学より簡単だと言えるのかも知れません。

 

上記のことは繰り返しますが、あくまで私が考える仮説であり、この仮説の検証のために数学からのアプローチを考えていますが、残念ながら数学の論理がわかるひとだけしか対応できません。

 

しかし、逆に言えば数学が圧倒的にわかっている人は国語が読める潜在力があるのではと考えています。

 

うまく説明できず、すみません。

 

茨城県高校入試雑感といくつかの仮説(社会)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

今回は社会です。昨年度から記述問題が増加し、今年度も踏襲されました。

しかし、一問一答式の勉強では手に負えないとする意見には賛成しかねます。

社会が不得意な人の基礎となる勉強は解答となる用語暗記です。

 

しかし、それだけでなく、解答となる用語の説明も覚えなくてはいけません。

 

暗記カードの表に問題を、裏に解答を書いてある場合には

表→裏だけではなく裏→表も必ず練習しましょう。

 

グラフ読み取り問題、計算問題など特殊な問題も数が限られているので、基礎的な勉強を早めに終了させることが大切です。

 

いつでもできると思わず、社会は自分で終わらせていくことが大切です。

茨城県高校入試雑感といくつかの仮説(英語)

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

少しタイミングを逃しましたが、本年度の茨城県高校入試について書かせていただきます。

 

《概要》

今回のテストは数学と英語と社会に関する変化がやや大きかった年でした。今回は英語について述べます。

英語の変化は英作文の量が増えたことです。それ以外はリスニングの30点を落とさないことでしょうか。リスニングの時間と長文の語数から時間との闘いなのはここ数年続いている状況です。

 

《対策》

制限時間内でスピーディに問題を答えるために必要な英語の学力を上げるためには、

学校での学習を基準とするのではなく英検を目標に勉強すべきでしょう。

英検3級が中学3年の学力となっていますが、県立高校入試で余裕をもって英語に取り組めるのは準2級だと思われます。中2で3級、中3で準2級を目指しましょう。

英検のメリットはライティングとリスニングの勉強ができることです。高校入試の過去問を勉強するより、英検準2級の勉強をした方がよほど英語力がつきます。

 

高校に入学後、準1級取得を高校2年に設定できます。AO・推薦入試(総合選抜型入試)がより一般化する大学入試の中で外部検定(英検・TOFLE・TOEIC・GTECなど)のスコアを上げておくことは、大学入試の戦いを有理にします。

 

学校や塾を気にせず、早く進める。英語の極意です。

 

つくば国語塾がお役に立てるかもしれません。

 

 

新しい教養の源流(1)-東大教養

こんにちは、つくば国語塾の塾長です。

 

混乱の大学入試改革(高大接続改革)のスタートとして来年、センター試験

にかわり大学入学共通テストが開始されます。

 

ここでは、入試改革の是非を論じることではなく、この改革の端緒となったOECDによるPISAテストや国際バカロレア資格の中に内包する「教養」「知」について考えていきたいと思います。

 

その際に、単なる文系の古典から学ぶという視点ではなく、現在まで続く新しい教養主義の流れを考えられたらと思いました。

 

 最初にご紹介するのは東大教養学部のテキストです。

知の技法: 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト

知の技法: 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト

  • 発売日: 1994/04/08
  • メディア: 単行本
 

この後「知の論理」「知のモラル」が続刊され、知の3部作 として話題になりました。

東京大学教養学部のスタッフが「アカデミックの作法」を新入生に向けて書いた熱い思いを感じる書物です。特に文系の古典崇拝主義からの脱皮を構想しながら、学問の歴史的伝統は壊していないところが、この時代の限界にも思われます。アマゾンレビューでも述べられていましたが、高度情報化社会の入り口の1994年に発刊されたことを考えるといささか古い書物となってしまいましたが、文系全般の包括的な理解には現在でも利用できる書物です。

 

知の~シリーズの最初に‘’思想‘’ではなく‘’技法‘’が取り上げられていることに意味がある書物です。

 

 東大の教養教育は英語でも同時期に画期的なテキストを生み出しました。

The Universe of English

The Universe of English

  • 発売日: 1993/03/01
  • メディア: 単行本