怪我の功名
こんにちは、つくば国語塾の塾長です。
休校が3週間続いている中で、「授業がない日常」が恒常化しています。小学生や中学生が夏休みで授業がない期間が長期にわたって存在しますが、この季節と外に遊びに行くことが制限されている現在の状況はやはり異なるものがあるのではないでしょうか。
当然学校から課題が出されていますが、成績にあまり関係ないとモチベーションも下がり気味ですよね。
ここで提案させていただきたいのは、
「自主学習・自立学習」の習慣を確立させる
ことです。自主学習や自立学習とは、簡単に言えば
「何を」「どのように」そして「いつまでに」学習するかを自分自身で決定し、実行する学習
です。
学校教育の集団的カリキュラムから、脱皮することです。やや過激な表現になってしまいましたが、学校のカリキュラムに準じて学校の授業を受けるだけの姿勢では、自分自身のための学習ができないと思われるのです。
以前のブログでもご紹介したように
自分の不得意科目を攻略するために独自の計画を立てるのも、「自主・自立学習」ですし、得意科目を学校よりも早く進ませるのもあてはまります。
更に、AOや推薦入試のために、レポートを書くのも素晴らしい「自主・自立学習」です。
今回の騒動でわかったことは、私達は情報ネットワーク環境はすでに、教育においてある部分は対面の授業のために学校に行く必要がなくなりつつあることを示しています。
高校生が家庭学習で勉強している様子は「宅浪」している受験生そのままです。
一昔なら、参考書片手に一人でコツコツ勉強する姿は苦学生のような趣でしたが、現在のネット環境で安価な映像授業がふんだんに見られることを考えると、現在の学校での勉強を質と量で凌駕することも可能です。
さて、提案の実践編です。
「自主・自立学習」を実践するために、ネット環境を活用しよう。
さらに具体的に言えば、この機会に
○映像授業の中で何が自分に合っているかをチェックする。
○映像媒体が不得意であれば、紙の参考書・問題集を自分がチェックして選択する。
○情報収集はネットの方が優れているので、こまめに探してみる。
といったことを行うことが第一歩かと思われます。
下記の記事も参考にして下さい。
https://www.yacchaesensei.com/entry/2020/03/02/193453