つくば国語塾

つくばにある小・中・高・既卒を対象とした国語(他に小論文・AO推薦対策・英語)の塾です

大学受験生が一般受験の他に考えるべき選択肢(序)

こんにちはつくば国語塾の塾長です。

 

お久しぶりです。

 

私立大学の定員管理厳格化が2016年スタートし、一般入試の私立大学難化が叫ばれるようになりましたが、追加合格という奥の手を大学側が出してくるに及び「被害者は受験生」という声が高くなってきました。

結局2023年からは厳格化が緩和に向かい、私立大学の難化は一息つきました。

 

この騒動によって起きた5年以上に及ぶ変化は以下の点です。

 

①私立大学への推薦(総合型選抜・学校型選抜の両方を含む)が加熱し、都市圏における大学入試は推薦入試の占める割合が高まった。

 

②一般入試を考える層と推薦を考える層の二極化が進み、どちらの層を選択するかが高校1年〜2年に決定しなければならなくなった。(私立高校進学の場合には中学入試から考えることが必要。)

 

③筆記試験・面接試験・提出書類など従来の学力を含む多様な選抜が課せられるため、学校でのペーパーによる評価だけではなく、指導者及び本人が適性を考える必要が増えている。

 

上記のことがらは、単なる大学入試の変化と捉えることも可能です。しかしAI時代に突入し、私たちがどような人生を歩んでいくべきかについて考え、進路選択を行うことが求められていることは事実です。

また、産業構造の変化で雇用就業環境が激変し、機械(コンピュータ・AI)を使う側に立つためには、どのような学歴・スキルが必要なのかを予想しながら、単なる前の時代の模倣で人生を決めることは難しい状況です。

私はここで時代を考えるマクロの視点と現実的に大学入試をどのように立ち向かうべきかを提案していきたいと考えています。